ヤギチーズ期間限定販売
販売期間:5月~12月
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【ネロカプラの特徴】

【竹炭を使ってバランスのとれた味わいに】

このチーズは、フレッシュな風味を楽しんでいただけるよう、伝統的なシェーブルチーズの製法にのっとり酸凝固(乳酸菌の働きによる凝固)させたチーズです。

熟成途中では白いチーズの表面に竹炭をふりかけます。

このチーズは製造過程でpHを4.6以下まで下げることで固まりますが、その結果、酸味が際立ちやすくなります。そこで、アルカリ性の竹炭を振りかけることで酸味を和らげ、バランスの取れた美味しさを実現しています。

熟成期間はおよそ3~5週間程度で、ヤギ乳の質や季節によって調整しています。そのため、同じチーズでも季節によりわずかに異なる風味をお楽しみいただけるのも魅力の一つです。

このチーズは、ほどよい酸味を感じつつ、滑らかな舌触りが特徴です。ヤギ乳特有の旨みがしっかりと引き立ち、酸味が尖りすぎることなくバランスの取れた風味をお楽しみいただけます。

全量こだわりの自社のヤギ乳を使用

このチーズは、全量ヤギ乳を使用して作られています。
ヤギ乳は、自社でこだわりぬいた飼料を与えたヤギたちから搾乳しています。飼料には、地元の酒粕、豆腐粕、ビール粕、りんご、ぶどう、梨、米など、地元の恵みをふんだんに活用しています。また、ぶどうには贅沢にもシャインマスカットやナガノパープルの省きも含まれており、ヤギたちはまさに「グルメ」そのもの。時々、そのこだわりが強すぎて困ることもあります(笑)。

そんなグルメなヤギたちが生産する新鮮で美味しいヤギ乳を、朝搾りたての状態で使用し、その日のうちに丁寧にチーズに加工しています。

ちなみに、ヤギ乳は1頭から1日におよそ2リットルしか搾ることができません。牛乳の場合、多い牛では1回で30リットル以上搾れることを考えると、ヤギ乳がどれほど貴重なものかご理解いただけるかと思います。

ヤギチーズは乳製品アレルギーにならない?!

乳製品アレルギーをお持ちの方でも、「ヤギチーズなら大丈夫かも」と耳にしたことはありませんか?実は、ヤギ乳を原料とするヤギチーズは、牛乳に比べてアレルギーを引き起こしにくいと言われています。その理由をご紹介します。


アレルギーの主因「カゼイン」の種類が異なる
乳製品アレルギーの原因となる「カゼイン」というたんぱく質には、いくつかの種類があります。
牛乳にはアレルギー反応を引き起こしやすい「αs1-カゼイン」が多く含まれていますが、ヤギ乳にはこの「αs1-カゼイン」が非常に少ないか、ほとんど含まれていません。
その代わり、消化しやすい「αs2-カゼイン」や「β-カゼイン」が含まれており、体にやさしい特徴を持っています。


消化がスムーズで胃腸に優しい
ヤギ乳の脂肪球は牛乳よりも小さいため、消化吸収がスムーズに行われます。これにより、乳製品が苦手な方でも胃腸への負担を感じにくいとされています。


アレルギーリスクの軽減
一部の乳製品アレルギーをお持ちの方でも、ヤギ乳やヤギチーズを摂取できる場合があります。
ただし、アレルギーの種類や体質には個人差があるため、初めて試す場合は少量から始めるか、医師に相談することをおすすめします。
ヤギチーズは、乳製品アレルギーをお持ちの方にとって新たな選択肢となる可能性を秘めています。
ぜひ一度、やさしい味わいと栄養豊富なヤギチーズをお試しください!

おすすめの食べ方やペアリングの提案

おすすめの食べ方

このチーズは、そのままお召し上がりいただくことで、ヤギ乳特有の旨みと滑らかな舌触りを存分にお楽しみいただけます。
また、蜂蜜をかけることで酸味と甘さのバランスが絶妙になり、新たな味わいが引き立ちます。
特にフローラルな香りの蜂蜜との組み合わせは、一層の贅沢な風味を演出します。

ペアリングのご提案

このチーズは、軽やかな酸味と濃厚な旨みを持つため、白ワインやスパークリングワインとの相性が抜群です。
特に、フルーティーなシャルドネや微発泡のモスカートがおすすめです。
飲み物以外では、フレッシュなイチジクや洋梨などの果物、クラッカーやナッツ類ともよく合います。
休日のブランチや特別なディナーでの前菜として、ぜひお楽しみください。
【主な受賞歴】

【World Cheese Award ポルトガル大会銀賞受賞】

2024年11月、ポルトガルのビゼウで開催された世界的なチーズコンテスト「World Cheese Awards」において、私たちのヤギチーズがヤギ乳フレッシュ部門で銀賞を受賞しました。この大会は、世界中から優れたチーズが集まり、審査員による厳正な審査のもと、味や質感、製法など多岐にわたる評価が行われる、チーズ業界で最も権威のあるコンテストの一つです。その中での銀賞受賞は、私たちのチーズが国際的にも認められた証です。

この「World Cheese Awards」に出場するためには、ただ優れたチーズを作るだけではなく、まず日本国内で高い評価を受ける必要があります。具体的には、一般社団法人中央酪農会議が主催する「All JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」で金賞以上を獲得すること、もしくはCPA(Cheese Professional Association)が主催する「Japan Cheese Awards」にて優秀な成績を収めることが条件となっています。

「All JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」や「Japan Cheese Awards」は、それぞれ国内のチーズ業界で重要な役割を果たす大会であり、多くの国内生産者が腕を競い合います。このような大会で認められるためには、単に品質が優れているだけでなく、製造技術や独自の風味への取り組み、さらには持続可能な生産方法など、あらゆる側面での高い基準が求められます。

私たちが銀賞を受賞したヤギチーズは、長野県の豊かな自然の中で育てられたヤギの新鮮なミルクを使用し、手間ひまを惜しまず丁寧に作られたものです。ヤギ乳特有のクリーミーな風味とフレッシュな酸味が特徴で、審査員からも高い評価を受けました。

world championship cheese contestで99.05点

2024年、チーズ工房カプレットの「ネロカプラ」は、アメリカのウィスコンシン州で開催されたワールドチャンピオンシップチーズコンテスト(WCCC)に挑戦しました。このコンテストは、世界中のチーズ職人たちが技を競い合う、極めてハイレベルな大会です。
日本側の事務局から採点表が届いた際、驚きの事実が判明しました。

結果は、まさかの順位不明。


「ネロカプラ」はヤギのフレッシュチーズ部門に出品したのですが、たくさん部門がある中で、本来はヤギの熟成部門に出品しなければいけなかったところ、英語でうまく分からず、違う部門と指摘されてしまい、審査員から 100点満点中99.05点 という高得点をいただくことができたのですが、今回の出品ではこの部門に相応しい状態と見なされず、正式な順位には反映されませんでした。

私たちにとって、この結果はとても悔しいものでした。
しかし、冷凍山羊乳を使用し、完全なベストコンディションではない状態でも、ここまで高い評価をいただけたことは大きな喜びでもあります。
「ネロカプラ」が本来の魅力を存分に発揮できる場で、再び世界の頂点を目指してまいります。

2023All JAPAN ナチュラルチーズコンテスト金賞受賞

チーズ工房カプレットの「ネロカプラ」が、2023年のALL JAPAN ナチュラルチーズコンテストにおいて、見事金賞を受賞しました!

このコンテストは、日本全国から選りすぐりのチーズが集まり、その品質や技術が競われる場です。2023年の大会では、全国109の工房から248作品が出品され、過去最高の出品数となりました。その中で「ネロカプラ」が高く評価され、金賞に輝くことができました。

受賞した「ネロカプラ」は、ヤギ乳特有のやさしい風味とクリーミーな舌触りが特徴です。ヤギたちを大切に育てるところから、ひとつひとつ丁寧に手作りで仕上げた一品です。

この金賞は、これまで応援してくださった皆さまのおかげでいただけたものです。これからも、さらなる品質向上を目指し、皆さまに喜ばれるチーズ作りを続けてまいります。

ぜひ、金賞受賞の味わいをご自身でお確かめください!

今ヤギが注目されています!
ヤギによるエコ除草が新聞で紹介されました。

チーズ工房カプレットのヤギたちが、新田自治会のご依頼を受けて、大星神社の境内でエコ除草を行いました。この取り組みが地元新聞に取り上げられ、多くの方に注目いただきました!
荒れた境内をヤギたちが丁寧に草を食べることで、見事にきれいな景観が復活。この「エコ除草」は、環境への配慮と持続可能な方法として、地域の方々からも大変好評をいただいています。
エコ除草のメリット
燃料を使わないため、環境に優しい
除草剤を使用せず、安全で自然な方法
ヤギたちが働きながらのびのびと過ごせる
また、この取り組みは、地域の環境保全だけでなく、人々に癒しを提供する側面もありました。ヤギたちが境内でのびのびと草を食べる姿を見た地元の方々からは、
「かわいい!」「こんなにきれいになるなんて感動!」
といった温かいお声をいただきました。

SBC信越放送で放送されました!

チーズ工房カプレットが、地元のテレビ局であるSBC信越放送に取材されました!
この取材では、私たちの工房でのチーズ作りの様子や、ヤギたちを大切に育てる日々の取り組みについて詳しくご紹介いただきました。

取材の中では、ヤギ乳を使用したフレッシュチーズ「ネロカプラ」の魅力や、地域の自然と調和した製造工程を丁寧にお伝えしました。
SBCのスタッフの方々も実際に試食をしてくださり、
「ヤギ乳のやさしい風味が楽しめる!」
「クリーミーでありながらクセがなく、食べやすい!」
といった嬉しいコメントをいただきました。

メディア履歴
  • 2021年5月 東信ジャーナル
  • 2021年5月 信濃毎日新聞
  • 2022年5月 東信ジャーナル
  • 2023年5月 信州民放
  • 2023年5月 SBC信越放送「ニュースワイド」
  • 2023年6月 SBC信越放送「づくだせテレビ」
  • 2023年9月 NHK「イブニング信州」
ヤギチーズ期間限定販売
販売期間:5月~12月
発送は作業の都合上週に一度となります。
現在、多くのご注文をいただいており、商品によっては発送までにお時間を頂戴する場合がございます。
発送までに2週間以上かかる場合には、メールにてご連絡させていただきます。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
Q
ヤギ乳って臭いイメージがありますが、実際どうなんですか?

ヤギ乳と聞くと「クセが強い」「臭いが気になる」といったイメージを持たれる方も多いかもしれません。でも実は、ヤギ乳の風味はヤギの飼育環境やエサ、搾乳後の管理によって大きく変わります。
チーズ工房カプレットでは、ヤギたちが新鮮な牧草や地元の農産物を食べて健康的に育つ環境を整えています。また、搾乳後はすぐに衛生的な状態で管理・加工することで、クセが少なく、ミルキーでやさしい味わいのヤギ乳をお届けしています。
そのため、多くの方から「飲みやすい!」「これなら毎日でも飲めそう!」と嬉しいお声をいただいています。ぜひ一度、ヤギ乳の本当のおいしさを体験してみてください!チーズになると特にその優しい甘さが特徴です。

Q
牛乳アレルギーの人でもヤギ乳は飲めるんですか?

牛乳アレルギーの方でも、ヤギ乳を飲める場合があります。ただし、アレルギーの原因や体質によって異なりますので、必ず事前に医師に相談してください。
牛乳アレルギーの原因となる「カゼイン」にはいくつかの種類があります。牛乳には「αs1-カゼイン」というたんぱく質が多く含まれていますが、ヤギ乳にはこの「αs1-カゼイン」の含有量が非常に少ないか、ほとんど含まれていません。その代わり、ヤギ乳には「αs2-カゼイン」や「β-カゼイン」が多く含まれており、これらは牛乳よりもアレルギーを引き起こしにくいとされています。
また、ヤギ乳の脂肪球は牛乳よりも小さいため、体内での分解や吸収がスムーズに行われます。これにより、胃腸への負担が軽減され、以下のようなメリットがあります:
消化不良を起こしにくい:特に乳製品を摂取した後にお腹がゴロゴロする方に適しています。
体への吸収が早い:エネルギー補給がスムーズに行えます。
胃もたれしにくい:乳製品が苦手と感じる方でも軽く楽しめます。
ヤギ乳は牛乳に代わる選択肢として注目されていますが、アレルギーや体調に不安がある方は少量から試したり、専門家に相談してからお楽しみください。

Q
妊娠中や授乳中でもヤギ乳を飲んでも大丈夫ですか?

はい、基本的に妊娠中や授乳中でもヤギ乳をお楽しみいただけます。ただし、安全にお召し上がりいただくために、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
必ず加熱処理されたものを選ぶ
妊娠中や授乳中の方は、必ず加熱処理(パスチャライズ)されたヤギ乳をお選びください。生乳にはリステリア菌などのリスクがあるため、妊娠中は避けることをおすすめします。
栄養面でのメリット
ヤギ乳はカルシウムやビタミンDが豊富で、妊娠中や授乳中に必要な栄養素を補うのに適しています。また、消化しやすい特性があるため、胃腸に優しい点もメリットです。
アレルギーや体調に注意
ご自身や赤ちゃんにアレルギーの心配がある場合は、事前に医師にご相談ください。また、初めてヤギ乳を飲む場合は少量から試すことをおすすめします。
妊娠中や授乳中の体はデリケートですので、ご自身の体調に合わせて適切に楽しんでください。ヤギ乳のやさしい味わいと栄養を、安心してお試しいただけますようサポートいたします!