こだわり
美味しいチーズを求めて
チーズの原料は何と言っても乳です。
どんなにチーズを作る職人の腕がよくても、原料がおいしくなければ美味しいチーズはできません。
【餌でりんごを与える】
カプレットで製造するチーズのうち自社の原料乳を使ったチーズは半年前に収穫したりんごを冷蔵庫で貯蔵しておいて、搾乳が始まる春に冷蔵庫から出して山羊に与えます。
りんごの量も相当な量になり普通では考えられないことですが、もともと果樹農家ですので、自社で栽培した中で規格外品のりんごを貯蔵することで実現しています。
山羊の乳の味は、食べたものに左右されるため、リンゴを食べている山羊の乳は甘みを強く感じ、濃厚で人の母乳に一番近い乳とされており、人間にとっては母の味であり、とても美味しいです。
【技術】
チーズを自己流に頼って製造したとしても、美味しいチーズを作れるようになるには、相当な年月が必要です。しかし我々は、日本チーズアワードで金賞を受賞したボスケソチーズラボさんで修行を積み、確かな技術を身につけました。
ボスケソチーズラボの是本さんは、もともとホンダジェットの設計等をしていたエンジニアであり、科学的な視点を取り入れ、感覚と科学を掛け合わせた新しいチーズを作っており、それを基本に我々は、日々より美味しいチーズを探求しています。
【水】
ヤギの飲む水には毎日ではありませんが、チーズの製造ででるホエイを混ぜてあげています。夏の暑い時期にはヤギも夏バテしてしまいそうですが、ほんのり酸味のあるホエイ入りの水はとても美味しくたくさん飲んでいます☆
【山羊の乳が不味いと思う方へ】
山羊の乳が不味いと思っている人の大半は青草のみを与えている山羊の乳を飲んで青臭くて不味いや、牛乳でもそうですが、搾乳してから時間が経った乳は苦みがでて不味いです。
現在流通している山羊の乳は、山羊の乳に慣れていても飲めないようなものも多く、大変残念に思っています。
だからこそ我々は、本当に美味しい山羊の乳で作った山羊のチーズを皆様にお届けしたいと考えています。