2023年10月26日東京の飯田橋で行われましたオールジャパンナチュラルチーズコンテストにて最終審査に残り金賞をいただきました。
応援してくださった皆様本当にありがとうございました。
当日はオンラインではなく現場の空気感を味わいたいと思い、現地へ行き、最終審査もその場で見させていただきました。
最初動画で最終審査にでてくるチーズの中にちらっとうちのネロカプラのようなものが一瞬見えてドキッとしました。
その後最終審査の9つのチーズが発表されていく中で、AYUMIさんがうちのネロカプラを紹介してくれました。
発表の時点では、工房名やチーズの名前はふせられていたのですが、私たちが普段から塩気を薄くしていることや、外側だけとろけさせていること、竹炭を使っていることなどが紹介されたため、間違いなくうちのチーズと分かりました。
最後に残った9つのチーズの中から、農林水産大臣賞などをきめるのですが、2点くらいの差で金賞になりました。
今回製造したネロカプラは、熟成具合◎、味◎、香り◎と最高のできでした。
しかし課題とすれば形が少し斜めっていたりしたので、次回のコンテストではそこも気を付けて今度こそ一番の賞をとりにいきたいと思います。
実は今までネロカプラの熟成具合や、とろけ具合もこれだってものがまだ曖昧だったんですが、このコンテストを機会に熟成は約3週間、周りがとろけて、中はしっとりしっかりして、ヤギのミルクの風味が豊かなチーズとネロカプラがどんなチーズなのかしっかり決まりました。
来年はCPA主催のチーズアワードがありますが、そこでもう一度ネロカプラで挑戦します!また実は工房の中でも今回ネロカプラを出したい人と、ファルカディーレを出したい人がいて、私はファルカディーレ派でした。
ファルカディーレは山羊乳を使った白カビのチーズなのですが、世界で一番うまいと自負しています。
白カビ臭すぎず、中は少しとろっととろけて、風味が柔らかく、最高なんです!
だから来年のチーズアワードにはファルカディーレとネロカプラ、そして、実は今研究中のチーズがあって、まだ公開できないのですが、その3つで勝負にいきたいと思っています。
これからも美味しいチーズを作り続けていきたいです☆